Wake on LANの設定をしたのでメモ
めちゃくちゃ久しぶりにブログ書いている気がします。
ひょんなことから自作PCを組んだので、Wake on LANを使って起動できるようにしておきました。設定内容のメモ。
PCのスペック
設定と関係ありそうなところだけ
- マザーボード: ASRock B660M-ITX/ac
- OS: Windows 11 Pro
起動するPCの設定
UEFIを起動して以下の設定を実施
F6キーを押下しAdvanced Modeに切り替える
Advancedタブに切り替え、ACPI Configurationを開く→ PCIE Devices Power Onの項目を有効(Enable)に変更
ここまでやったら設定を保存しUEFIを終了
Windowsを起動して、デバイスマネージャーからNICを見つけて開く。このマザーボードの場合のNICはInterl(R) Ethernet Connection I129-Vだった。
詳細設定タブを開き、Wake On Magic Packetの項目を有効にする(自分の場合は最初から有効になっていた)
ここまでやれば設定は終了。
実際に起動する
ひとまずMacからネットワーク越しの起動を試みることに。
Windows側のMACアドレスはWindows機のコマンドプロンプトなどを開いて ipconfig /all
として、出てきたNICの物理アドレスのところから確認することができる。
あとはこんな感じの手順で。
雑に要約するとbrewを使ってwakeonlanコマンドを入れて、 wakeonlan <MACアドレス>
で実行してあげればよい。ちなみに前述の手段を使ってMACアドレスを取得するとハイフン区切りになっているが、wakeonlanコマンドが受け付けるのはコロン区切りなので適宜置き換えて実行すればOK。
無事に上記手順でシャットダウン状態およびスリープ状態からのLAN越しの電源投入ができることを確認した。VPNなどを経由すれば外出先からでも電源を入れられそうでよかった。
これがダメだったらSwitchbotの電源押すロボット買って本体に張り付けるか、と思っていたので無事に動いてよかった。