ゆるふわ技術日誌

エンジニア見習いの悪戦苦闘日記

転職から1ヶ月経ったので転職ドラフト体験談を投稿するぜ

こちらの記事は転職ドラフト体験談投稿キャンペーンに参加しています

job-draft.jp


f:id:uutarou:20210913233037j:plain
文章ばっかりなので無関係ですが最近のデスクの様子を添えておきます

こちらのブログに書くのは転職後初なのですが、2021年8月9日より転職してnote株式会社で働いています。

入社直後の気持ちなどは下記noteに書いたのでもしよければご覧ください。

note.com

この記事では冒頭にもあるように、今回の転職に利用した「転職ドラフト」というサービスについて、自分が転職にあたって考えていたことも交えつつ書いていきます。

0. お前誰

どれくらいのキャリアで、どんなことをやっていた人なのかということがわかった方が良いと思うので簡単に。

  • 情報系の学部卒
  • 2019年新卒
  • noteは2社目(= 今回の転職が初めて)
  • 前職もWeb系のベンチャー。React Nativeによるアプリ開発→ElmによるWebフロントエンド開発みたいなことを主にやっていました。時々Golang使ったサーバーサイド開発のお手伝いもしてました。
  • 趣味の延長で会社のサイドプロジェクトで使うWebアプリやSlack botを作りまくってた
  • (将来的に他領域をやりたくなることもあるとは思っているが)フロントエンド領域を深く学んでいきたいという気持ち

1. 転職を考え出したきっかけ・転職ドラフトに登録したきっかけ

結論から先に述べると「転職が自分のキャリアを実現する近道だと感じたから」です。

新卒2年目終わり頃から3年目にかけて、キャリアのことについてなんとも言いがたいモヤモヤを抱えることが増えたことをキッカケにコーチングを受け始め、コーチと対話して自分のキャリアについて考えたタイミングがありました。

そこでたくさん時間を使って考えたのは「自分はやはり技術者としてスペシャリストになっていきたい」ということでした。

その理想状態と照らし合わせたとき、以下のような問題があるのではないかと考えました。

  • 日々の業務がルーチンワークに近い状態・既にある知識の横展開になってしまっていることを感じた
  • 技術者としてあるべき姿・やるべきことを外的要因によって実現できていない状態が続いてしまった
    • 工数の問題や事業のフェーズとの不一致など。
  • 特定の技術領域のエキスパートと働いてみたいと感じていた
  • 技術的に難易度の高い仕事をしてみたいと感じていた
    • フロントエンドでいうと、高いパフォーマンス要求/凝ったユーザーインタラクション/アクセシビリティなどWeb標準の深い理解や経験値を要求される仕事をやってみたかった

大きく4つを挙げましたが、最初の2点に関しては自分の立ち振る舞いを変えたり、上司と方向性を相談することで転職せずとも叶えられる余地はあったと思います。ただ、3点目4点目に関しては自分の努力によってすぐにどうにかなる問題ではなかったので、転職も視野に入れてみようと思いました。

ちなみに、数ある転職サイトから転職ドラフトを選んだ理由自体は割と単純で

  • こういった体験記紹介記事を以前どこかで読んで知っていたこと
  • レジュメを登録すればあとは受身で良い
  • (この時点では転職するかもしれないというレベル感なので)「市場価値を知りたい」という目的OKと公言されている

あたりです。Web系の転職というとぶっちゃけ転職ドラフトしかパッと思いつかなかったという感じです。

2. レジュメ審査

転職ドラフトにはレジュメ審査という制度があります。

ドラフト(=企業側が求職者に対してオファーを出す回)に参加するには、転職ドラフト運営にレジュメ(職務経歴やキャリアなどについて入力したもの)をみてもらい、審査に合格しておく必要があります。

ここに若干のハードルを当初感じていたのですが、自分はすんなりOKが出ました。内容を丸々見せるわけにはいかないので、どんなことを書いたか簡単に挙げると以下のような感じです。

  1. 将来どんなことをやりたいか
  2. これまでやってきたこと
    • 業務で作っていたアプリケーションについて。特に、どういったプロセスでやっていたか・そのプロセスの中で何を担当していたか・どのような技術を使ってやっていたか・やっていた中で困ったこと・それらをどう解決したかをなるべく漏らさずに書いていくようにしました。Markdownが使えるので読み手がウッっとならないように構造化しつつ、書いていくとあっという間に推奨文字数は超える感じでした。
    • 自分の場合は2年間かつ1社1プロダクトということでメインの業務の中でかけることの絶対的な量が少なかったので、サイドプロジェクトで自主的に作っていたプロダクトについても書きました。今思うと、こちらの話は既存の技術スタックに囚われず好き勝手やっていて、語れるポイントも多かったので書いて正解でした。実際面接の場でも、割とウケがよかったような気がします。
  3. 将来身につけたいこと

フリーフォーマットで書くと大変ですが、ある程度入力フォームがあったり、入力中に「こういったことに触れて書くといいですよ」というサジェストを出してくれるのでそれほど大変だったなーという感じはしませんでした。1〜3を挙げましたが9割くらいは2でそのほかは長文を書いてる人は少ない印象です。

無論NDAに触れるような内容はNGですが、そうではないけど一般に公開はしづらいという内容でも、企業の採用担当者にだけしか見えないように設定することもできるので自分のやってきたことの棚卸し的な意味も込めて、概要をザクっと書いて、その上で各項目について具体的なところまで触れて書くようにしました。

3. ドラフト参加

レジュメの審査に通ると、その次に開催されるドラフトに自動参加扱いになるのであとは待つだけです。

ドラフト期間自体は何週間かあるのですが、どの企業も最終日2日前とかから指名を入れてくる感じです。実際、指名をもらえるとその指名に対して承諾か辞退が選べて、承諾の場合もいきなり採用面接に進むこともできれば、いったんカジュアル面談という形でざっくり話を聞くみたいなこともできます。

自分の場合はありがたいことに想像の3から4倍くらいの数の会社に指名をいただいたので、その中から自分の条件に合いそうな会社を選んでまずは全社カジュアル面談という形で予定を入れていただきました。

自分はこの段になってから、「もし本当に転職するならどういう条件のところ?」というのを具体で考え始めたので結構バタバタとしてしまったので、事前に考えておくと良いと思います。

自分の場合は前述のきっかけと照らして以下のような条件に合致する会社に会ってみるということをしました。

  • 技術投資に対してある程度理解があるか
  • 技術的難度の高い課題があるか
  • 社内にフロントエンド領域に対する深い知見を持ったメンバーが居るか
  • 自分が技術者としてスペシャリストになる上で「この環境に身を置いて揉まれることができそうか」という直感(?)

また、これらに加えて、自分がどういった環境だと働きやすいかというのも考慮に入れました。

例としては以下のような感じ。

  • リモートワーク主体の働き方が許容されるか
    • 神奈川県に引っ越してしまったので週5通勤は避けたい
    • たまにいきたくなった時・集まった方が効率の良い仕事をするときにオフィスに行けると尚嬉しい
  • 人数規模が大きすぎない
    • 人生のキャリアの中で一度は大企業で働いてみたいという気持ち、好奇心はあるのですが今じゃない感じがした(完全にイメージだが、大企業は配属によって働き方やそこで得られる学びの量・質にバラつきがあるように感じていた)
    • 前職が全社200人規模の会社で、居心地がよかった。
  • 事業・プロダクトのことが好きになれるか
    • やはり自分がモノを作っているぞ、という実感を持ってコードを書くのが感覚として好きだから。

実際にお会いしてお話を聞いてみると、環境や人の面では申し分ないけど事業に対して興味が持てない会社さんもあったりしたので、自分の軸を具体レベル決めて話を聞くのは大事なのではないかなと思います。

この時点でも、「様々な面でみて条件が良い会社があれば転職」そうでなければ「現状維持しながら考える」という二つの選択肢で揺れていたので、話を聞いた中で唯一前述の条件を満たしていたnoteの選考に進むことにしました。

その時にも正直に「転職するかしないか気持ちとしては半々で、選考に進んで内定をもらっても転職せずに現職に残るかもしれない」と伝えて選考を受けていました。

こういう話って皆さん正直にするもんなんでしょうかね?初めての転職かつ、身近に相談できる人がいないとこういう細かいところは常に悩みながら進むことになってしまうので、ぜひその辺相談できる人が身近にいる方はしたほうが良いと思います。(地味に気遣いで精神すり減っていくのでw)

もしくは、転職ドラフトにそういったコンテンツや相談サービスなんかがあったら喜んで使うのでぜひご検討いただけると...

4. 採用面接

この辺は転職ドラフト関係ないのでざっくり書くと、カジュアル面談終わって数回の面接を経て内定をいただきました。

個人的な話にはなりますが、前職に内定をもらったのはサマーインターン経由だったので、まともな就職面接というのは初めて経験しました。

敬語とか普段使い慣れてないとなかなかしどろもどろになってしまうのですが、営業職の面接ってわけではないし、それでしどろもどろになるくらいならば、敬語はベストエフォートでなるべく明るくコミュニケーションを取るという方向に舵を切りました。内定をいただけたので結果としては正解だったのかもしれないですね。

というわけでまとめ

ざっくり書くつもりが結構大作になってしまいましたが総括すると、少なくとも自分の転職において転職ドラフトはなくてはならないサービスでした。

複数回転職をしてきた方ならまだしも、自分のように初めての転職となると自分の市場価値を正しく見積もることは難しいと思うので、自分と同じような経験値のエンジニアがどれくらいのオファーをもらっているのかを事前に確認できるシステムは大変ありがたかったですし、転職活動というのは本当に体力を使うので(ほんとマジで)いざ面接進んで内定もらってみたら年収が思ったより低くて辞退、、、みたいな一番重要であろう給料の部分での不一致が事前に避けられるというのは、終わってみて振り返るとよくできたシステムだったんだなと思いました。

次の転職のことはまだしばらく考えることはないでしょうが、間違いなく次も転職ドラフトは使うと思います。それくらいWeb系にいる方ならオススメできます。

ここまで読んでいただいて、「とりあえず登録でもしてみるかな〜」と思われた方はぜひ僕の紹介コードを使ってやってくださいw

紹介コード: VPGS

f:id:uutarou:20210913232847p:plain

お互いに好きなオライリー本がもらえるらしいです。こういうプレゼントがいちいちエンジニアナイズド(?)されているところも好感が持てますね

長い記事でしたがお読みいただいてありがとうございました!


P.S. 入社から1ヶ月経ったので転職成功プレゼントとしてAppleStoreギフトカード10万円分をいただいてしまいました。

f:id:uutarou:20210913232755p:plain

明日夜にAppleのイベントがあるというタイミングで10万円いただいてしまったので何か自分の生産性の足しになりそうなガジェットに使おうと思います!

ありがとう転職ドラフト💌